Case Study — ISN

集客も、業務も、教育も。
学校運営をまるごと支える。

長野県内に6キャンパスを持つインターナショナルスクール。サマースクールの広告運用で集客を伸ばし、問い合わせ対応を仕組みに変え、AI探究学習や戸締り日誌のプラットフォームを開発。制作会社ではなく、運営チームの一員として伴走しています。

isnedu.org
International School of Nagano 公式サイト トップページ
公式サイトのスマートフォン表示
2
サマースクール収益
前年比(2026年)
4.4
サマースクールページ閲覧
前年同月比(2026年6月)
85
サマースクール2026 参加者
うち69%が初参加
3システム
問い合わせ管理・戸締り日誌・
AI探究学習を開発・稼働

※収益は前年のサマースクールとの比較。ページ閲覧はGA4のセッション数(2025年6月 1,191 → 2026年6月 5,300)。参加者・初参加率は申込データ(2026年6月24日時点)。

Overview

「世界という選択肢を、
すべての子どもたちへ。

International School of Nagano(ISN)は、長野県内の松本・長野・中野・佐久エリアに6つのキャンパスを展開するインターナショナルスクールです。プリスクールから中学部まで、多国籍の教員による英語を中心とした教育を、信州の自然の中で行っています。

willBは2025年の全キャンパス紹介PVとInstagram運用から関わりを始め、2026年からは集客の広告運用、問い合わせ対応の仕組み化、学校独自のプラットフォーム開発、公式サイトの運用まで、学校運営の3つの領域を同時に担っています。

01 Marketing
集客を、数字で伸ばす
サマースクールの広告運用とLP改善、申込データの自動集計。見学予約・資料請求の導線設計。
02 Operations
業務を、仕組みに変える
6キャンパスに届く問い合わせを1つの台帳に集約し、担当へ自動通知。未対応は自動でリマインド。
03 Platform
学校独自の仕組みを、開発する
生徒がAIと対話しながら探究を深める学習プラットフォームと、施設の戸締り日誌アプリを設計・開発。
01 Marketing — Summer School

サマースクールの集客を、広告とデータで伸ばす。

毎年夏に3キャンパスで開くサマースクールは、入学前の家庭がISNを初めて体験する最大の入口です。2026年はランディングページを起点に、InstagramとGoogleの広告運用、公式サイトからの導線設計を一体で行いました。

結果、サマースクールの収益は前年の2倍に。申込が集中する6月のページ閲覧は5,300セッションと前年同月の4.4倍で、Instagram広告だけで約3,700セッションを送客しています。申込データはスプレッドシートから売上・キャンパス別・入学検討度のクロス集計をワンクリックで出せるように自動化し、翌年の企画判断に使える形にしました。

Summer School Page — Sessions by Month
20252026
3月
4月
5月
5,300
6月
7月
8月
出典: GA4(isnedu.org)。サマースクール関連ページのセッション数。2025年6月 1,191 → 2026年6月 5,300。
5,300セッション
6月のサマースクールページ閲覧
(前年同月 1,191)
3,700セッション
Instagram広告からの送客
(2026年6月)
85
参加者。3キャンパス・2セッション
(枠数103)
69%
サマースクール初参加の家庭
(新規獲得率)
isnedu.org/contact/
資料請求・見学・お問い合わせページ

広告の着地後は、資料請求・見学予約・個別相談の3導線へ。問い合わせはそのまま次章の管理システムに流れる

02 Operations — Inquiry Management

6キャンパスに届く問い合わせを、1つの台帳と自動通知で。

メール・電話・Webフォーム・LINEから届く問い合わせは、キャンパスも学齢もばらばら。誰がいつ対応したかが担当者の記憶に頼っていました。willBは先方が普段使っているGoogleのスプレッドシートとチャットの上に、振り分けと対応管理の仕組みを構築しました。追加の月額費用はかかりません。

共通受信箱を5分ごとに監視し、内容からキャンパスを推定して台帳に1行追加。担当キャンパスのGoogle Chatに通知が届き、キャンパス側は自分の台帳シートでステータスを変えるだけ。未対応が24時間続けばキャンパスへ、48時間で本部へ自動でエスカレーションします。対応スピードは日次で集計され、KPIとして追えます。

Inquiry Flow — 受信から対応完了まで
STEP 1
4経路から受信
メール・電話・Webフォーム・LINE。共通受信箱を5分ごとに監視
STEP 2
キャンパスを自動推定
名称・学齢・地域のキーワードで判定。判定ルールはシートで調整可能
STEP 3
台帳に1行、Chatに通知
IDを採番して台帳へ追加。担当キャンパスのGoogle Chatに呼び鈴
STEP 4
未対応を自動リマインド
24時間でキャンパスへ、48時間で本部へエスカレーション
STEP 5
日次で集計・KPI化
初動時間・対応結果をDailyシートへ。ダッシュボードに接続
Coverage
6キャンパス + 本部
Inquiries
60件超 の問い合わせ
Cost
追加費用 ゼロ
編集依頼の未対応検知
先方が管理する編集依頼スプレッドシート20タブを10分ごとに読み取り、未対応の依頼だけをwillB側のダッシュボードに集約。依頼の見落としをなくしました。
問い合わせ導線の計測
電話・メール・LINEのタップをGA4で計測できるように設定。広告やサイト改修の効果を「問い合わせにつながったか」で追える状態にしました。
メール到達性の改善
サイトからの自動返信がすべて迷惑メールに入っていた問題を、送信経路をGoogle Workspaceに切り替えて解消。
03 Platform Development

既製品にない仕組みは、学校専用に開発する。

「探究学習でAIを使いたい」「戸締りの記録を紙からなくしたい」。既製のサービスでは学校の運用に合わないものは、要件定義から設計・開発・運用まで willB が担いました。いずれも学校のGoogleアカウントでログインし、学校外のアカウントは入れない設計です。

AI Learning Platform

生徒がAIと対話しながら、探究テーマを育てる。

「私が知りたいこと」から出発し、AIとの対話で問いを深め、調査メモと制作物までを一つの場所で進める学習プラットフォーム。先生は生徒ごとの対話を見て声をかけられ、生徒から先生への連絡もできます。

  • 日英対応。冒頭に説明動画を置き、初めての生徒でも自走できる導線
  • 制作モード・調査メモ・生徒から先生への連絡を、初回授業の反応を見て翌日に追加
  • 初回授業(2026年9月)は登録14人中11人が対話を開始、15分で132件の対話
isn-tankyu-platform — 生徒の画面
AI探究学習プラットフォームの対話画面。生徒の仮説にAIが問いを返している

生徒の対話画面。AIは答えを出さず、生徒の予想に「どう確かめる?」と問いを返す(開発環境の表示例)

Facility Log App

教室ごとの施錠と巡回を、スマホで記録。

各教室の施錠状況と巡回を記録し、締め忘れの連絡と対応まで一つの画面で完結する戸締り日誌アプリ。紙の日誌をなくし、誰がいつ確認したかが残ります。

  • 学校ドメイン限定のGoogleログイン。時間割の休講日も反映
  • インターン生の試作を引き取り、認証・時刻・巡回入力を作り直して本番化
  • ISNのブランドガイドラインに沿った画面設計
isn-tojimari
戸締り日誌アプリのログイン画面

ログイン画面。学校のGoogleアカウントのみ

Web & Creative

土台となる公式サイトとPVも、willBが。

広告や問い合わせの受け皿となる公式サイトは、2026年4月から運用を引き受け、9月に新デザインへ全面切替。日英約60ページをキャンパス別に辿れる構造へ再編し、全ページのSEO設定(説明文・OGP・リダイレクト157本)を一括で整備しました。2025年には全キャンパス紹介PVを制作しています。

Site Structure — 6キャンパス × 日英を、共通ナビで束ねる
ISNについてプログラムキャンパス入学・入園お知らせ日本語 / English見学・資料請求
松本エリア
島内キャンパスJPEN
南松本キャンパスJPEN
五常 小学部JPEN
五常 中学部JPEN
長野・中野エリア
長野キャンパスJPEN
中野 小学部JPEN
中野 中学部JPEN
佐久エリア
佐久切原キャンパスJPEN
共通
理念・プログラム・募集要項JPEN
アクセス・見学・資料請求JPEN
約60ページナビは1か所の定義から全ページへ自動展開SEO設定を全ページ一括整備
Timeline

PVから始まり、学校の運用基盤へ。

2025
全キャンパス紹介PVを制作、Instagram運用を開始
各キャンパスの日常を1本の映像に。Instagramでも日々の様子を発信。
CREATIVE / MARKETING
2026.04
公式サイトの運用を引き受け
全ページのバックアップを取得したうえで、編集からプレビュー確認、公開までの手順を整備。
DX
2026.06
サマースクールの広告運用と申込集計の自動化
Instagram・Google広告でLPへ送客。収益は前年の2倍、ページ閲覧は前年同月の4.4倍、参加85名。申込データの集計・分析を自動化。
MARKETING
2026.07
問い合わせ導線の計測、KPIダッシュボードの設計
電話・メール・LINEのタップをGA4で計測。KGI/KPIツリーと施策マップを整理し、ダッシュボードを構築。
MARKETING / DX
2026.08
問い合わせ振り分け・対応管理システムが本番稼働
4経路の問い合わせを1つの台帳に集約し、担当キャンパスへ自動通知。未対応は自動リマインド。
DX
2026.09
AI探究学習プラットフォームと戸締り日誌アプリが稼働、公式サイトを全面切替
2つのプラットフォームを本番運用開始。公式サイトは新デザインへ切り替え、SEOを一括整備。
AI / DX / CREATIVE
Ongoing
伴走は、いまも続いています。

集客の広告運用、問い合わせの管理、教材の改善。willBは制作物を納めて終わりではなく、学校の運営チームの一員として、毎日の課題を一つずつ仕組みに変えています。同じ課題をお持ちの学校・教育機関の方は、お気軽にご相談ください。

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